最後の敵はシドー?いいえ、オカンでした

ドラクエ大百科
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冬月先生

やはり最後の敵は同じ人間だったな・・・・。

 

エヴァンゲリオンの劇場版「Air/まごころをきみに」、ネルフ本部に戦略自衛隊が攻めてきたときに冬月先生が呟いたツイートです。
 
まさにドラクエⅡを初見プレイしていた頃の自分がリツイートしてしまいそうな一言です。
 
 
こんにちは、なおきちくんです♪
 
今回はロト三部作となる、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのうちの、「ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々」を紹介したいと思います。
 
前回紹介した、「ゾーマ」「バラモス」「竜王」は各々が個性の強いラスボス達でしたが、ドラクエⅡに登場するラスボス「シドー」は特に名言もないし、なんなら最後に
 
「ポンッ」と出てきて無言のまま痛ましいまでの猛威を振るう存在でした。
 
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破壊神「シドー」バリバリ伝説

歴代のドラクエのラスボスで「神」であるのは「シドー」さんだけです。

それだけでも今宵はゴージャスにワンランク上のロイヤルスイートに泊まっちゃった的な気分になりますよね。

※ドラクエ11のボス「ニズゼルファ」は裏ボス扱いなので含めず。

 

ステータスがカンストしている

攻撃力と守備力が255でこの世界では天井に到達しています。”はぐれメタル”と同じ守備力なのは脅威的ですね。

 

というか、はぐれメタルって守備力だけは破壊神と同スペックなんや・・・・と置き換えると、「魔人斬り」でメタル狩り脳死周回とかバチ当たりな気持ちになっちゃいますね。

 

行動の半分は「全体攻撃」

2/1で放ってくる「ほのお」はあまりにも驚異的です。

どのぐらい脅威かというと、野生のトラにステゴロで挑むぐらいの脅威レベルです。

しかもフバーハ(ブレス攻撃を弱体化)がない時代なので、ダメージを緩和させるには、「ロトのよろい」、「みずのはごろも」を装備するしかありません。

ですが、パーティは3人。ロトのよろいとみずのはごろもは世界に一つずつ。必然的に、余った一人は連続でほのおを浴びると確実に死ねます。

 

鬼畜設定「ベホマ」

4/1の確率でベホマ→HP全回復を使ってきます。歴代ラスボスでも唯一無二です。

チマチマ削ってあとちょっと・・・・のタイミングで「ベホマ」を使われると、本当に絶望できます。

「ミナミの帝王」風に例えると、

銀行はんは晴れの日に傘を貸してくれはるけど、雨が降ってくるとその傘を取り上げるんや・・。

です。ちょっと何を言ってんのかわかんないですけど。

 

視覚的デバフを実装している

 

画像をご覧ください。「シドー」さんのグラフィックがでかすぎて、ヒレの部分が、ステ―タスウインドウの「MP」の数値を隠してしまっているのです。

ちなみに魔法の使用頻度が高い「サマルトリアの王子」と「ムーンブルグの王女」のステがほぼ見えません。

 

 

この反則技はある意味「基本」といえば基本です。

サッカーでもわからないようにシャツ引っ張ったりするもんね。ですが、長期戦のなかでMPが把握しずらいのはメンタル的にミスを誘発される要因になるので要注意です。

 

歴代ボス最凶!!しかし愛くるしい一面も

そもそも、シドーを崇拝する邪教の大神官「ハーゴン」がずっと作中のラスボス感を漂わせ続け、勇者一行に敗れた際に、

 

「自分自身を生贄」にして、邪神シドーを召喚しました。

 
つまり、「シドー」からすると、もしかしたらドラクエのレベ上げ中に突然呼び出されたのかも知れませんし、「神」とはいえプライベートの時間も必要でしょう。
 
そこを無理くり呼び出されたのですから、不機嫌にもなりましょう。
 
終始「無言」なのです。
 
プレイヤーの中では議論になっていたのですが、破壊のみを行動原理とする存在ゆえ、言語を操る知能がない説などもありましたが、スピンオフ作品などでは「しっかりしゃべっている」姿が確認されていますので、やはり
 
「Ⅱの登場時はめちゃくちゃ不機嫌だった説」
が有力です。不器用な父ちゃんみたいですね。
 

意外と怖がり屋さんな一面もある

ドラクエの呪文で有名なのが「パルプンテ」です。

なにが起こるかわからない呪文なのですが、その効果の一つ、「どえらい恐ろしいモノ」をシドーと交戦中に発動させると、

 

シドーは逃げ出しちゃいます。

そしてバトルが振り出しに戻ってしまいます。なのですが、まれに、逃げ出したまま帰ってこなくなる事があります。

 

この場合、シレっとエンディングへと突入し、物語が終了しちゃいます。

 

バグと言う説もあるらしいのですが、

ぼくが思うに、「どえらい恐ろしいモノ」がミソで、バイト先の店長だったり、頭が上がらない系の「嫁」だったり、そこは詮索するのは「野暮」なんじゃないかな?と思います。

なのでもう、「一身上の都合により、エンディングへ進行いたします。」としましょうそうしましょう。

 

あえて「神」だからこだわりたい!カラーコーデ

上の2枚をご覧ください。決して上位・下位のシドーではありません。
実は、「青」が鳥山明氏の初期デザイン、「みどり」が登場時のデザインなのです。
 
ということは・・・・、宣材用の写真が青コーデで、緑コーデは普段使いの着回しなんでしょうね。
スピンオフや隠しボスなどに出演するときも、両方の色が統一されずに使われています。
 
「今日の現場は普段のラフな感じでフラっと来ましたっぽく」
「今日は堀井監督も見にきているのでトラディショナルな青でまとめる」
 
と言ったオシャレ心も持ち合わせているようです。
 

アメリカ版「ドラクエⅡ」はデザインもアメリカンだった

この画像が有名なドラクエⅡのパッケージデザインです。まさにザ・鳥山キャラ!って感じのデザインですよね。
当然世界中で発売されているドラクエもおんなじデザインだとおもいきや・・・
 
これが「アメリカ版」です!!子供が戦うのがNGなアメリカでは、全員マッチョなオトナデザインになっちゃってますね。
子犬にされていたムーンブルグの王女なんかもう、アメリカンなボリュウムでむっちむちになっちゃってますね。
 
 
 
 
 

初見プレイではクリアできなかった、その理由

ところで、初めてプレイした時はクリアすることが出来ず、なんだったら「シドー」を拝む事すらできなかったんです。

その理由は我が家で厳格に徹底されていた、「ファミコンは準備からカウントして1時間」のルールにありました。

 

テレビにファミコンをセットし、立ち上げるまでに5分、そして、当時はセーブではなく、「復活の呪文」というパスワードが冒険の記録だったのですが、こいつを入力するのに5分強かかります。

既に10分のタイムロスです。

 

そして直前の町から「ロンダルキアの洞窟」=雑魚敵がけっこう強い、そしてランダムエンカウントなので、強制的にタイムロスになる・・・で持ち時間の大半を消費します。運が悪いと洞窟を抜けて終了の場合もあります。

 

タイムアウトを過ぎてプレイし続けると、容赦ない強制リセットが待っています。

 

子供心に、対策を考えました。

カンストさせたら、バトルも早く進むんじゃね?

早速、毎日1時間の持ち時間をレベ上げに費やしました。

ドラクエのゲーム性をそもそも理解していないオカンは来る日も来る日も同じところをグルグル回りながら同じような敵と戦い続ける息子の姿をどんな気持ちで眺めていたのでしょう。

 

そして、時は来ました。ドラクエⅡのレベルの天井は「50」。意気揚々とロンダルキアの洞窟に向かいました。

スゲー!!サクサク進むぜー!!!!と体感できるほどは早くありませんでしたが、ハーゴンの神殿に侵入成功しました!!

 

そして、伝説の三悪魔、一番手「アトラス」登場!!!と共にタイムアップ!!!

たまたま運が悪かったのかも知れない、そう思い、何度かトライしたのですが、2戦目のバズズまでは到底到着できませんでした。

 

これではラチがあかぬ・・・・と思ったぼくは次なる作戦を立案しました。

 

オカンとオトンが同時に留守になる日をリサーチし、家を空けた瞬間にプレイ開始する作戦だったら、1時間縛りを超えれるんじゃね??

この作戦は名案だったのですが、所詮こどものアタマで考えるプロットです。綻びだらけでした。

 

作戦決行当日、宿題をするフリをして両親を送り出しました。「イオン行くけどいかね?」の誘いを上手く回避するためです。ここまでは順調でした。

ドアのカギが掛かった瞬間行動を開始しました。

タンスにしまってある「ファミコン本体」を取り出し、テレビに接続します。そこであることに気づきます。

「オイオイ、アダプターねえじゃん・・・・」

電源がないとプレイできません。かなり探したのですが、発見できませんでした。

後で判ったことなのですが、前日ぼくが片付け忘れてたアダプターを別のところにオカンが片付けていたらしいのです。ううむ、小賢しい真似を・・。

 

2回目の決行では、結果から言うと、出掛けて五分後に戻ってきた両親にバレました、ガッツリと・・・・。

 

そしてババをちびるぐらい怒られた挙句に「ファミコン禁止令」が発令され、あえなくドラクエⅡクリアの夢は絶たれたのです。

 

まとめ

それから月日がたち、高校生になった頃に、再びプレイし、そしてエンディングまで辿りつきました。

やはりシドーさんの「ベホマ」は驚異的でしたし、この時もカンストさせてから挑んだのですが、運が悪いと全滅することもしばしばでした。

それだけの歳月、焦がれやっと相まみえた「シドー」。

それは「感無量」以外の言葉で表現するには、ちょっとむずかしい感情でした。

今でも好きなキャラデザインの一人であるのは、自分自身のエピソードからくるのかもしれません。

 

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